【人口7万人】リニア新幹線の駅ができるのに続く衰退
2025/07/23
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岐阜県中津川市は、リニア中央新幹線の新駅が開業予定ですが、ここには深刻な人口減少問題が待ち構えています。リニア開通がもたらすはずの便利さや経済効果にもかかわらず、住民の流出が続き、地域活性化には限界が見えてきています。中津川市は、過去には中央線開通によって一度は産業の発展と共に人口が増加した時期もありました。しかし、1990年代後半から人口は減少を続け、特に若者が名古屋や東京へと流出しています。中央線を利用して名古屋までわずか90分の距離ですが、日常的にその利便性を享受することが難しく、ベッドタウンにはなりきれませんでした。さらに、リニア新幹線が開通すれば、東京や大阪と1時間以内で行き来できる便利な立地になるはずですが、その恩恵がどれほど地域に活かされるかは不透明です。地元企業が減少し、労働力不足に直面する中、商業活動や税収にも影響が出ている現状です。現在、中津川市は人口減少を抑えるため、子育て支援などの施策を強化していますが、リニア開通後も人口減少のトレンドは簡単には止まらないと予想されています。リニアの開通が地域活性化のカギとなるか、それとも衰退を加速させるのか、今後の動向が注目されています。

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