【北陸新幹線】あえて遠回りで京都→新大阪間を作るワケ。
2025/07/30
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北陸新幹線は、2041年に新大阪駅まで延伸される予定です。しかし、そのルートに疑問を抱く人も少なくないでしょう。「なぜ、京都を通らず、遠回りするのか?」と不思議に思う方もいるかもしれません。現在の計画では、北陸新幹線は金沢から京都を経由して新大阪へ向かう形になっています。このルートは「南回りルート」と呼ばれ、京都府内を縦断し、松山を通る予定です。これには理由があります。最初、北回りルートと南回りルートが候補に挙がりましたが、北回りは大阪府北部の山間部を通り、距離は短いものの、駅がないため、メリットが少ないとされました。一方、南回りルートは、松山や学研都市線を通過するため、周辺の利用者を引き寄せる可能性が高いとされています。さらに、このルートは建設費の面でも優れた費用対効果を持ち、地域経済にも貢献することが期待されています。京都府は新幹線に消極的な立場を取っていますが、地域の協力を得るために、南回りルートが最終的に選ばれることになりました。これにより、京都府内でも新幹線の利用が促進されると同時に、地域間の連携が深まることが期待されています。

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