宇都宮市内から東京に向かうには無料ルートでスタートしたある男性が、こう語っていた。「新四号は無料の高速みたいだけれど、バイパスがあるから古い四号もガラガラなんじゃないのか」と仮説を立て、その根拠は乏しいが、検証したいということらしい。そこで、バイパスではない旧国道を進み東京を目指すことにした。スタート地点の東京団地の交差点から旧国道に沿って進むが、予想通り混雑。ドライバーたちは文句を述べていたが、無視したいと思うも、状況は変わらず混雑が続く。バイパスを利用するルートは宇都宮市内を行き来する人向けだと悟り、東北新幹線の下を通過しながら進む。交差点が連続し、信号待ちでスムーズに流れない部分もあり、宇都宮を通過しながら市街地が続く。混雑が続く中、車社会の証拠かもしれないと思いながら、渋滞問題は簡単には解決しないと実感。話は続き、越谷市、春日部市を通過して埼玉県に入る際も渋滞し続ける。最終的に、新古駅付近まで到達したが、東京の入り口でフィニッシュとなる。4時間半の旅を経て、首都圏の渋滞の厳しさを痛感した一日だった。