敬老の日、私、圭子は夫の優と義実家で食事をしていた。義母が突然「一緒に住みましょう」と提案した。以前から義母と義姉のいじめに悩んでいた私は、咄嗟に言葉を失った。そんな中、私はバッグから録音機を取り出した。3年間録音し続けた証拠を流す時が来たのだ。再生ボタンを押すと、義母と義姉の罵詈雑言が響き渡った。夫は驚愕し、瞬く間に状況を理解した。「ごめん、全然気づいてなかった」と謝り、彼は私の手を取って実家を出た。その後、義母と義姉からの嫌がらせは止まなかったが、夫と義兄のサポートで乗り越えた。義兄の家での温かいひと時は、私にとって新しい始まりとなった。そして、何事も夫に相談しようと心に決めた。これからは、私たちの絆はさらに強くなるだろうと確信している。