3年前に私の夫・圭祐を奪い失踪した妹・霞から久しぶりに連絡があった。実家を建て替えたと聞き、彼女は再びそこに住もうとしているようだ。思い返せば、霞はあの時も悪びれる様子もなく、圭祐と共に私を置いて出て行った。「失礼なことをしたのは悪かったけど、新築の実家でまた一緒に暮らそうよ」、霞がそう言ってきたとき、私は冷静に告げた。「実家はもうここにはない。別の場所に新築した。跡地は駐車場として利用しているの」と。これを聞いた霞と圭祐の顔からは絶望の色が見えた。そして私は最後に付け加えた。「二度と私たちの前に現れないで」。これで私の人生に彼らが再び登場することはないだろう。自業自得の結果を受け入れ、私は新しい家族と共に幸福な未来を築いていくのみだった。