施設育ちである私は、義妹の加奈に「底辺」と見下され、結婚式に誰も来ないと言われた。それでも私は夫の弘人と信頼を築き上げ、二人だけの結婚式を決意した。しかし、その計画を聞いた義妹が突然出席を希望してきた理由を知って驚いた。実は、私はある業界で成功を収めた有名デザイナーだった。結婚式には有名な俳優やモデルが多数参加する予定で、友人たちが豪華なパーティーを計画していたのだ。加奈はその事実を知り、自分も参加したいと焦って連絡をしてきたのだった。だが、弘人も私も、彼女の手のひらを返したような態度には心を動かさなかった。結局、彼女の出席は叶わず、私たちは幸せな幕開けを迎えることができた。こうして、縁を切った親族との再会はなく、私たちは新たな家庭を築いていくことを誓ったのである。