病室を訪れた義母は、直の傷を見るなり笑いをこらえきれない様子で「もう女性として終わりね」と心ない発言を続ける。さらに、夫・和義に対しても「あなたには銀行員のマリさんの方がお似合い」と離婚を迫るように暴走していった。しかし、その会話を聞いていた和義はついに怒りを爆発させる。これまで知らなかった母親の本性、そして傷ついた直への侮辱に耐えられず、直から携帯を奪い義母へ厳しい言葉を突きつけた。「どんな姿になっても、俺が愛しているのは直だ」実は直は事故の際、子どもを助けるために負傷したのだった。その傷は恥ではなく、人を思いやった証だった。義母の身勝手な計画は崩れ、夫婦は改めて互いの絆を確認する。数か月後、二人は長年の夢だった海辺のパン屋を開店。傷を抱えながらも前を向く直と、彼女を支え続ける和義の姿に、多くの人が心を打たれる結末となった。