例えば、生卵や半熟卵を好んで食べる方。生卵にはサルモネラ菌が潜んでいる可能性があり、免疫力が低下する高齢者では重篤な感染症のリスクを高めます。また、生の卵白に含まれるアビジンはビタミンB7(ビオチン)の吸収を妨げ、髪や皮膚の健康に悪影響を及ぼすこともあります。さらに、目玉焼きをカリカリに焼く、油を多用する調理法は避けるべきです。高温の油で調理された卵は有害物質を生じさせ、腎臓や血管に負担を掛ける可能性があるからです。同様に、卵を塩辛い味付けや豆乳、濃いお茶と一緒に摂取することも腎臓を痛める原因になります。内科専門医である増田医師が30年の臨床経験を通して伝える正解は、茹で卵や蒸し卵のように、胃腸に優しい調理法を選ぶこと。さらに、卵黄の摂取量に気を配り、一週間に2〜3個までに抑える、毎日少量ずつコンスタントに食べるなど、腎臓をいたわるための簡単な工夫をぜひ心掛けてみてください。