モ子ちゃんと一緒にニュースを見ていたら、腹立たしい事件に目が留まった。「モ子ちゃん、これ見てどう思う?」と尋ねると、彼女は落ち着いた表情で「別に興味ないかな」と答えた。彼女にとって、自分と関係のないことに感情を動かされるのは無駄だと考えているようだった。コンビニでの出来事も同じだ。プリンを買った際、スプーンが入っていなかった。店員に文句を言おうとする私を尻目に、モ子ちゃんは「怒っても疲れるだけだし、穏やかに対処したほうがいい」と微笑む。彼女の冷静な対応には感心させられた。ゲームの中で悔しい思いをしても、彼女は決して声を荒げることはない。「期待しすぎず、ダメなら去ればいい」と淡々と言う彼女の姿勢には、確固たる信念が感じられる。そんなモ子ちゃんとの時間は、私にとって癒しのひとときだった。