きな粉は「体に良い」と信じられていますが、実は食べ方を誤ると、その力を十分に引き出せない可能性があります。大豆由来の栄養は豊富でも、日本人の約半数はイソフラボンをエクオールに変えられず、恩恵を受けにくいとされます。さらに粉のまま食べると、加齢で弱くなりやすい飲み込む力に負担がかかり、むせや誤嚥の危険も生じます。吸収面でも、乾いた粉では消化酵素が届きにくく、栄養がそのまま体外へ出てしまうことがあるのです。そこで注目されるのが「黄金のペースト練り」です。きな粉に少量の水分やオリーブオイル、はちみつを加え、ねっとりするまで練るだけ。喉への負担を減らし、吸収率を高め、香ばしさも際立ちます。松本さんのように、食べ方を変えただけで、長年感じなかった変化が現れることもあります。```