浮気をしていた夫が急死したその翌日、私は何も告げずに義実家を去りました。結婚生活を振り返ると、食事の品数で義実家から差別され、夫もそれを見て見ぬふり。「風習だから」という言い訳を聞くたびに愛想が尽き、夫への愛も冷めていきました。姑の干渉が続く中、夫の浮気が発覚。彼は同僚の女性と不倫関係にありました。夫の四十九日が終わり、無言で義実家を出る決意を固めた私は、義家族からの理不尽な要求に一切応じずにいました。夫の遺産はほぼ使い果たされ、負債だけが残ったので、すべて放棄することに。姑たちは不倫相手からの慰謝料を期待していましたが、訴訟を起こす前に高額な慰謝料を受け取ったため、義実家には渡らず。新たなスタートを切る決意を胸に、私の新しい人生が始まります。過去の苦難に別れを告げ、未来に目を向けることができました。人生の新たな章が開くのを楽しみにしている私です。