入院中の私に義母が突然の宣告。「あなたの着物が1000万円になったわ。50万円あげるから離婚して消えて」と。でも私は着物を持っていない。「は?」と義母は困惑。実はその着物、私のものではなく姉のものだったのだ。退院して家に戻ると、義母は怒り顔で待ち構えている。他愛のない会話をするうちに、義母は業者から金をもらえないことに気付き始める。「着物は私のものではないんです」と言う私に、義母は信じる様子がない。そこでやっと姉が登場。姉は弁護士で、着物の真の持ち主だ。姉が業者から着物を取り戻す手続きをしていたのだ。この事実を知り、義母は思わず顔を歪めた。しかし、最後には義父が現れて「売却の取りやめをしたのは俺だ」と義母に告げる。