数年前、両親を事故で亡くした姉妹。遺産相続では、父親の遺言によって妹のちりこが5000万円をすべて受け取ることになった。姉は大きな金額を失ったことよりも、幼い頃から続いていた親の扱いの差に深く傷ついていた。しかし、ちりこは反省するどころか、その後も姉を見下し続けた。そしてある日、姉に衝撃の告白をする。「春彦さんは私がもらいました」。なんと、姉の夫・春彦と関係を持ち、姉の家庭を壊したというのだ。さらに妹は、春彦と暮らすため姉の家を勝手に出て、新生活を始めることを宣言。離婚が成立すると、二人はそのまま新婚旅行へ向かった。ところが、そこで使われていたお金の正体に問題があった。ちりこは旅行前の買い物をきっかけに、姉のクレジットカードを利用。なんと100万円以上もの費用を、姉のお金で支払っていたのだ。「姉ちゃんのお金だから、私たちは実質無料」と勝ち誇る妹。しかし、姉はすでにカードの不正利用に気づき、解約手続きを済ませていた。沖縄の高級レストランで会計をしようとした瞬間、カードが使えないことを知ったちりこは大混乱。財布にはわずかな現金しかなく、春彦との幸せな新婚旅行は一転して悲惨な状況になった。