ひろしは、ブラック企業で働きながらも、妻カイリとの将来を信じて懸命に毎日を過ごしていた。いつも支えてくれる優しい妻だと思っていたが、ある日「出張で一週間帰れない」と告げられた瞬間、胸に違和感を覚える。実はカイリは出張だと嘘をつき、恋人のレンとの浮気旅行を計画していた。ひろしは真実を確かめるため、旅行カバンにGPSとICレコーダーを仕込み、静かに妻の行動を見守ることにした。そして旅行最終日、ひろしは「会社を辞めて、もう帰る場所がない」と告げる。動揺するカイリだったが、ひろしはその反応から彼女の本心を見抜いていく。さらに録音されていた会話によって、不倫の証拠が明らかになり、妻と浮気相手の嘘はすべて暴かれることとなった。信じていた相手から裏切られたひろしは大きな傷を負う。しかし同時に、苦しみ続けた仕事からも解放され、新たな人生へ進む決意を固めるのだった。