大葉を無限に収穫するためには、6月に行うべき2つの方法があります。まず一つ目は「間引き」です。大葉を種から育てる際、密集した状態では光や風が行き渡らず、病気の原因となります。株同士を程よく間引きすることで、丈夫で香りの良い大葉が育ちます。二つ目の方法は「摘芯」です。大葉の先端を摘み取ることで、わき目から新しい枝葉が広がり、収穫量が増加します。この作業により1株から得られる大葉の量は飛躍的に増えるので、積極的に行いましょう。大葉の栽培で注意すべきは肥料の配分です。窒素が過剰になると葉が固く、香りが弱くなります。バランスの取れた肥料を選び、適量を与えることが大切です。さらに、花芽の摘取りも重要です。大葉は花が咲くと葉質が落ちますので、早めに花芽を除去することで、長く収穫を楽しむことができます。これらの手入れを行うことで、美味しい大葉を家庭菜園でも長期間楽しむことができます。