俺は山川崇、平凡なサラリーマンだ。幼い頃から絵を描くことが好きで、紙と鉛筆さえあれば楽しめる子供だった。そんな俺が信じられない奇跡によって結婚した相手が幼なじみの花凛だった。しかし幸せな生活は長くは続かなかった。花凛は次第に「退屈だ」と言い始め、実家に頻繁に帰るようになった。子供ができない原因を俺のせいにし、最終的には一方的に離婚を突きつけた。彼女が去った後、俺は再び絵に向き合い、SNSに作品を投稿することで少しずつ注目を集めるようになった。そんな中、旧友の裕太と再会し、彼から動画のイラスト制作を依頼された。それがきっかけでプロのイラストレーターとして独立。仕事も順調で、海辺の綺麗な家で創作に没頭する日々を送るようになった。一年後、花凛が戻ってきたが、彼女の再婚相手は詐欺師だったらしい。彼女は復縁を願ったが、俺はその申し出を断った。今では自由な生活を満喫しながら、自分の好きなことに向き合う日々を送っている。時には過去を振り返るが、今の幸せが一番だと心から思っている。