1月30日、速報が走った。産経新聞が投げ込んだ一手は、まるで止めの一撃だった――中道改革連合の野田佳彦代表に「旧統一協会系団体の支援」が過去に報じられていた、と千葉版の記事を突きつけたのである。発端はネット番組「デイリーウィル」。平成12年6月、船橋の老舗料亭で若き野田が挨拶し、隣には横田光一氏。野田は「全く覚えていない、調べたい」と言い、後に“結論として何も分からない”と説明した。しかし続報は容赦がない。2019年にも幹部級と面会した記録がある――という指摘まで飛び出し、世論は一気に沸騰した。そして産経が追い討ちをかける。平成12年の衆院選前、県内宗教団体の選挙対応一覧で、国際勝共連合が民主候補を支援と回答していた、と。自民の関係を厳しく追及してきた野田に、ネットは「ダブスタ」「説明責任を」と迫る。選挙戦の最中、逃げ場は急速に狭まっていた。