枝を切る際の正しい位置と角度は、木の健康を保つために極めて重要です。誤った切り方をすると、木が枯れる可能性があります。今回、ご紹介するのは、アメリカの権威ある博士、ドクター・サイゴが提唱した「コジット理論」に基づく、科学的に正しい切り方の方法です。この方法では、枝の中心線とバークリッジラインに基づいて支持線を引き、適切な角度で切断します。
最初に中心線を引き、次に垂直にバークリッジラインを設定します。枝を二度切りもしくは三度切りで徐々に小さくし、最終的にシャープに切り落とします。カルスがうまく形成されるよう、ブランチカラーを少し残すのがポイントです。この切り方により、木の生命力を最大限に引き出し、健康を維持します。
最終的な仕上げとしてカルスメイトを塗ることにより、感染予防を行います。ぜひこの方法を試し、木の健康を守りましょう。