義母は私をサービスエリアで置き去りにし、「もう全員揃ったから出発よ〜」と車を走らせた。義実家の車内は大爆笑に包まれたが、私が高級旅館に到着していないことに彼らが気づくのは到着してからだった。義母は「チェックイン時間があるし、仕方なかったわ」と言い訳をしたが、夫の正一は激怒した。彼は家族関係を断つことを決意し、義母たちに「このまま旅館から出て行け」と告げた。私はそのころ、幸運にもテレビ局のプロデューサーに拾われ、旅館に向かっていた。プロデューサーも事情を理解し、取材を少し遅らせてくれたのだ。到着した私は無事にエステの仕事に取り掛かることができた。義母たちは追い出され、私は正一との新しい生活を始めることができた。夫婦で営む旅館とエステサロンはテレビ取材の影響で大人気となり、忙しくも充実した日々を送っている。正一も義母との縁が切れて、晴れやかな顔を見せるようになった。