ひとしさんは、過労で倒れた妻、えみさんに、家事と義母の介護をしろと一方的に要求した。彼は自分の仕事を理由に、家事や介護を全て妻に押し付けていた。「お前がやらないなら離婚だ」と脅しをかける彼に対し、えみさんはついに限界を迎えた。えみさんは夫の要求に応じて、彼が求めた通りのことをやってみせた。その結果、家事と介護を一手に引き受けた彼女は、過労で倒れてしまう。疲れ果てた彼女は、病院で静かに横たわっていた。その時、夫からのLINEが届く。「帰ってこい、家事が溜まっている」と。しかし、えみさんはもうその家には戻らないと決めていた。病院で彼女は離婚届を送りつけ、夫に絶縁を告げた。これを機に、ひとしさんは初めて自分の行動を反省し始めたが、妻はもう戻ることはなかった。