平成7年の阪神淡路大震災から30年。天皇皇后両陛下は兵庫県を訪れ、追悼式典に参列されました。その哀悼の言葉は、多くの命が奪われた悲劇の日を思い起こし、未だ囚われ続ける人々の心に深く響きました。一方で、皇室と縁のある場所に関する報道が注目を集めることも。美智子さまが過去に訪れた軽井沢のカフェ「アリスの丘」が共産党によって売却されたというニュースが走りました。森村桂さんの運営から始まったこのカフェは、皇室との関係を持ちながらも現在は廃墟に。美智子さまはただ数回訪れただけの場所であったとしても、その象徴性は計り知れません。報道の裏に潜む真意を問い、皇室の存在の意義を再確認する今、我々はどの情報に耳を傾けるべきかを考える時が来ています。大きな痛みとその影響を乗り越える力が、次世代を導く力となることを願います。