1980年代の日本は、自動車産業が世界へ大きく羽ばたいた時代でした。1980年、日本の自動車生産台数はアメリカを抜いて世界一となり、街には個性豊かな大衆車が次々と姿を現しました。一方で、山口百恵が引退し、一つの昭和文化が幕を閉じた時代でもあります。そんな激動の80年代を支えた11台の名車を振り返ります。まず注目したいのが、ダイハツ・シャレードです。1983年登場の2代目モデルは、世界最小クラスとなる3気筒993ccディーゼルエンジンを搭載し、燃費性能と走行性能の両立に挑戦しました。小さなボディに大きな技術を詰め込んだ姿勢は、当時の日本車らしい工夫の象徴でした。