海外っぽいけど日本にある地名を探すと、その不思議な由来が旅心をくすぐります。まず五泉市河ら国は、宮崎と鹿児島の県境に位置し、晴れた日には朝鮮半島まで見渡せる高所が特徴のエリアです。そして、和歌山県佐路町にあるソび江は、一帯の岩がそびえ立つ様子からその名が付けられたと言われますが、「ソ連」とは全く関係ありません。鳥取県郡浜町では、1969年にハワイ州と妹都市の繋がりを持ち、その名が持つ響きが人々を魅了します。さらに、四高来町の鹿児島市は島津義宏が慶町駅で多くの大雷人と共に訪れ住んだことに由来します。大分県武蔵市には大町として越へとなり、町内には優エへと記された看板や自由の女神像がそびえ立ち、その異国情緒を存分に感じさせてくれます。このような地名が持つ物語が、私たちに日本の知られざる魅力を教えてくれることでしょう。