「日本車はもう中国に勝てないのか」――。今、自動車業界で大きな議論を呼んでいるのが、EV時代の到来と日本メーカーの生き残り戦略だ。専門家による討論では、中国が国家規模で築いたEVサプライチェーンの強さに注目が集まり、日本企業がこれまで誇ってきた「高品質」だけでは世界市場で戦うことが難しくなる可能性が指摘された。特に衝撃を与えたのが、全固体電池の登場だ。2027年から2028年にかけて自動車産業の大きな転換点が訪れると言われ、走行距離や充電時間など、現在のEVが抱える課題を解決する技術として期待されている。まさに「走るスマートフォン時代」の幕開けともいえる状況だ。一方で、EVが世界中で一気に普及するという見方には疑問の声もある。充電時間やインフラ不足、特に新興国や地域によってはガソリン車の需要がまだ続くと考えられている。