イチジクの剪定手法を詳しく解説します。普段はブルーベリーを育てている石黒さんのハウスには、今回はイチジクが植えられており、その剪定の技を紹介します。剪定は、木が太くなっているにもかかわらず実がつかない原因を解消する重要な手段です。特に、引っ張って水平にする一文字仕立ては、実をたくさんつけるための効果的な方法。これは、横に倒した主軸から伸びた枝に実をつける方法です。具体的に剪定する際には、芽を一つ残してカットします。これが翌年の成長につながります。石黒さんの木は、強い剪定によって根元から余計な枝をカットし、若い枝に力を集中させます。また、温かい場所では春より前に剪定することで、芽の育ちが良くなる場合もあるとアドバイスいただきました。石黒さんとの共同作業を楽しみながら、イチジクの実の生る瞬間を心待ちにしています。