ある日、祖父から電話がかかってきた瞬間、スマホが大好きな孫娘・のんちゃんが光の速さでやってきました。誰よりも早く電話を取るのが最近の彼女の「お得意技」です。その日も例外なく、彼女はお母さんのスマホをひったくるようにして手に取り、勝手にスピーカーをオンにしてしまいます。その相手が祖父だと気づいた母親は一瞬焦りましたが、祖父はそんなことお構いなし。のんちゃんの元気な声を聞いて、むしろ喜んでいたのです。祖父の電話にはちょっとした目的が。どうしてものんちゃんに頼みたいことがあったようですが、昭和じいじらしく率直な言葉はなく「あとは察せ」とでも言いたげ。のんちゃんもそれが分かる様子で、じいじに笑顔で答えるのでした。このささいな日常から、家族の暖かさと世代を超えた絆がじんわり伝わってきます。