2023年、北海道で開催された豊かな海造り大会にて、心温まる出来事がありました。この式典で、八歳の女の子が祖父母の昆布漁を題材にした作文を朗読することになっていました。しかし、彼女は朗読中に感情が込み上げてきて言葉を詰まらせてしまいました。来場者たちは緊張と心配の中で彼女を見守っていました。その時、雅子さまはステージをじっと見つめ、退席する際に女の子の元に歩み寄られました。雅子さまは作文内の祖父母の思い出について優しく質問をされ、その言葉を受けて女の子は安堵の表情を浮かべました。数週間後、この女の子は地元の記者の取材を受け、笑顔を見せていたそうです。この出来事は、まさに雅子さまの母のような優しさが現れた瞬間でした。来場者のみならず、多くの人々に感動をもたらしました。