マクロン大統領の遅刻癖は、広く知られており、「マクロンタイム」とまで揶揄されていました。しかし、2018年9月、天皇皇后両陛下がフランスを訪問された際、マクロン大統領に変化が見られました。雅子様が体調不良にもかかわらず、敬意を持ってフランスを訪れたことが大統領に深い印象を与えました。そして、2019年の日本訪問では、通常なら遅れるはずのマクロン大統領が時間通りに到着。その背景には、雅子様の配慮がありました。大統領が車から降り立つと、雅子様は流暢なフランス語で彼に話しかけ、その思いやり深い態度は、かつて外交官として培ったものでした。大統領はこの配慮に感銘を受け、遅刻を改めるきっかけとなったのです。この雅子様の行動が、大統領の態度を一変させた瞬間だったと言えるでしょう。