2026年新年一般参賀、皇居前には6万人が詰めかけたが、人々の視線と歓声は圧倒的に天皇ご一家、とりわけ愛子さまへと注がれた。警備員の呼びかけにもかかわらず、多くの参列者が秋篠宮ご一家側へと分散しなかった光景は、国民の心の向かう先を無言で示していた。その思いは具体的な行動へと結実しつつある。「愛子さまを天皇に」を求めるオンライン署名は、2025年12月の誕生日を境に急増。地道な活動で6年かけて集めた9千筆を、わずか10日間で4万人以上が上回る勢いを見せ、総数は5万筆に迫る。支持者には70代の女性が「娘に手伝ってもらって署名した」と語るなど、世代を超えた切実な願いが込められている。しかし、政治の動きは鈍い。世論調査で8割が支持するとされる女性天皇の実現に向け、国会での皇室典範改正議論は進展せず、政府が示す案は国民感情とかけ離れたものばかりだ。こうした状況に、退任した西村泰彦前宮内庁長官は「忸怩たる思い」と述べ、動かない現状への無念さをにじませた。