年末年始、親戚が集う実家の賑わい。毎年参加する恒例の初詣は俺にとって、特別な日だ。理由は一つ、姉の親友・ゆりあさんとの再会。彼女はいつも俺の作品に笑顔を向け、大事にしてくれる。しかし今年は状況が違った。同い年の従兄弟、優秀だがプライドの高い「ふて尾」が家に泊まることに。案の定、彼は俺を見下しながら、ゆりあさんへと猛アプローチを繰り広げた。しかし、ゆりあさんの答えは明白だった。「私は誠実な人が好き。あなたのような人とは違うの。」その瞬間、ずっと抱えていた片思いがゆっくりと俺の胸の中に優しい温もりをもたらした。この年始、彼女の心が俺に向いていると感じたのだ。