駅前の薬局で働き始めた小島は、温かい職場の雰囲気に安心していた。しかし、常連客だった西郷哲郎が現れたことで、日常は少しずつ崩れていく。西郷は「自分は優しい男だ」と信じ、親切のつもりで小島に接し続けた。だが、その行動は次第に行き過ぎ、待ち伏せや過剰な干渉へと変わっていった。小島は恐怖を感じ、店長に相談。職場を変えることを余儀なくされる。それでも西郷は、自分が悪いとは思わず「彼女は自分を好きだった」と主張する。しかし周囲から「相手が望まない優しさは、ただの押し付けだ」と指摘され、初めて自分の行動を振り返る。