大晦日、義実家で年越しすることになった私の前に、高級寿司が出前された。ところが、皿は一つ足りない。私の分だけ、白ごはんと味噌汁だけが置かれていた。 「母さんなりの冗談だろw いちいち騒ぐな!」 夫は笑って流したが、私は笑えなかった。自分で予約し、支払いまで済ませたのに、この扱いはあまりに露骨だったからだ。 義母は「嫁は我慢するもの」と言い、夫も当然のように私を庇わなかった。私は静かに立ち上がると、「では、実家で年越しします」と告げた。 そのまま実家へ戻り、年明けには離婚届を提出。後日、義母は初めて夫のギャンブルと生活破綻を知り、夫は実家へ逆戻りした。 さらに義家族が頼みにしていた“私の介護”も、当然ながら消えた。私は新しい職場を見つけ、ようやく穏やかな年を迎えた。