川崎がその名を再び轟かせる新型スーパースポーツ、Ninja ZX-4RRがついに欧州と北米で発表されました。四気筒400ccという往年の日本の名車を象徴する排気量が、現代の技術をまとって復活。最高出力は驚異の77PS、車体重量はわずか80kg台と驚異的な性能を誇ります。ZX-4RRは、日本市場では2023年秋に発売が予定されており、3月には大阪モーターサイクルショーで初公開されました。欧州ではスタンダードモデル、スペシャルエディション、そして最高性能版のZX-4RRの3種類が展開予定で、その装備には最新技術が詰め込まれています。例えば、バランスフリーのリアクッションや電子制御スロットル、アシスト&スリッパークラッチなど、現代の高性能バイクの象徴といえる要素が盛り込まれています。さらに、同時期に話題となっているZX-25RRやZX-6Rと比較しても、ZX-4RRの存在感は圧倒的。フレームや外観は大部分で共通していますが、独自の工夫として小型化されたダブルディスクブレーキにより高い制動力を実現しています。これは川崎の「妥協しないポリシー」を象徴する仕上がりといえます。価格は日本で105万〜120万円前後が予想され、同クラスの競合モデルに比べても非常に魅力的。一方で、運動性能では上位モデルZX-6Rには及ばないものの、日本固有の伝統である400cc四気筒の復活は、市場に新たな活力を与えるでしょう。今後、日本市場での詳細情報や試乗レポートが楽しみですね。Ninja ZX-4RRは、まさにファン待望の一台です！