2022年のカワサキ「Z900」は、特に注目すべき2つの特別モデルがラインナップされています。それはスタンダードモデルに加え、伝統と革新が融合した「50周年記念モデル」と、充実した装備が際立つ「Z900SE」。では、それぞれの特徴と違いを見ていきましょう。まず「50周年記念モデル」。このモデルでは、1980年代を象徴するレトロなカラースキームが採用されています。さらに、シャラウド部分に施された「50周年」の特別なレタリングが所有者の特別感を演出します。フレームには艶ありブラック塗装が施され、ゴールドカラーのフロントフォークが高級感を引き立てます。シートも専用の絞り仕上げが施され、プレミアム感が際立ちます。一方性能面では変更なく、価格はスタンダードモデルから6万6千円増の120万1千円に設定されています。続いて「Z900SE」。こちらは走行性能をさらに強化したモデルで、オーリンズ製リアショックや調整機能付きフロントフォークが新搭載されています。加えて、ブレンボ製のディスクキャリパーが採用され、レバー操作時のリニアな動きを実現する日進製ラジアルポンプ式マスターシリンダーとステンレスメッシュブレーキホースが装備されています。まさに豪華なパーツ群で武装されたこのモデルは、価格がスタンダードモデルより17万6千円高い130万円に設定されています。これら異なるモデルは、ライダーの目的や要求に応じて選択肢を広げています。あなたはどちらを選びたいですか?