親族一同が集まる大切な日に、妻の優香は駅から実家まで徒歩で1時間かけて向かうことになった。理由を聞いた父は「お前に誕生日に買ったベンツはどうした」と尋ねる。すると夫の潤は「母さんが使っています。嫁は歩けば十分ですよ」と平然と言い放った。その瞬間、父はすべてを察した。娘が大切にしていた車は、亡き妻への想いが込められた特別なものだった。しかし潤は母親に勝手に貸し出し、さらには嘘の温泉旅行まで装っていた。後日、車の使用状況から浮気まで発覚し、潤の身勝手な行動は次々と明らかになる。妻を傷つけ、大切な思い出まで踏みにじった代償は大きかった。父の「そうか…」という一言の裏には、娘を守る強い決意が込められていた。そして3日後、潤は自ら招いた地獄へ進むことになる。