海外挙式当日、花嫁の美和は信じられない連絡を受けた。新郎・拓哉から届いたのは「両親と温泉旅行中だから、結婚式は来月に変更で」という無責任なメッセージだった。ハワイの会場にはすでに招待客が集まり、美和は一人で事情説明に追われることになる。しかし拓哉は反省するどころか、「式なんていつでもできる」「母さんの意見を聞いて国内で安く済ませよう」と開き直った。さらに「俺と結婚できるだけでも幸運だ」と上から目線の発言を繰り返し、母親の意見ばかりを優先する姿に、美和はついに別れを決意する。その後、拓哉一家の非常識な行動は周囲に知られ、仕事や人間関係にも大きな影響が及ぶことに。美和は友人の支えを受けながら新しい人生へ進み、数年後、本当に自分を大切にしてくれる相手と幸せな結婚式を迎えた。大切な一日を軽く扱った拓哉が失ったものは、式そのものではなく、愛する人からの信頼だった。