「老人ばかりの会社なんて時代遅れww」と高飛車に言い放ち、長年不良品ゼロを誇る老舗下請けへの発注を無断キャンセルした新入社員の皆川。コスト削減と称して誤差ゼロの機械加工業者へ乗り換えたが、現場の熱膨張を考慮しない精密部品は即座に噛み込みを起こし、取引先のラインを全停止させてしまう。損失額はなんと3億円。設計部の警告を無視した代償は大きく、慌てて頭を下げた老舗企業にもすでに見限られていた。職人の「手技」の真価を理解できず、老人と見下した愚かな新入社員は、自業自得の末路として即日懲戒解雇を言い渡されるのだった。