天皇陛下と皇后陛下が那須の林をゆっくり歩いていたとき、ふいに顔を見合わせ、「ここだったね」と発言し、同時に笑われたのです。その場にいた愛子内親王殿下が少し戸惑った様子を見せるなか、陛下が柔らかな笑みを浮かべながら昔の思い出を語り始められました。「かつてここでテントを張ったんだけど、地面が少し斜めで寝袋に入ると転がってしまってね――」。これを聞いた皇后陛下がすかさず「こちら側じゃなくて、私が見えたのは向こう側だった」と鋭いツッコミを入れ、一拍置いてから夫婦揃って笑われる姿はまさに「皇室漫才」とも言える瞬間でした。その横で控えめに微笑む愛子内親王殿下もまた特別な存在感を放ち、自然体の温かいやり取りが取材陣を含む国民に心の安らぎを与えるひとときとなりました。