静岡県の最北部、一般の観光客がほとんど足を踏み入れない場所へ、私は意を決して向かいました。まずは、断崖絶壁を越え、日本一の急行梅を通る公共交通機関でのアクセス。途中、土砂崩れや自然災害によるリスクが高い地域で、車両通行が制限されているエリアも。ヘルメット着用が義務づけられている中、私はこの秘境に一歩踏み出す。車窓から見えるのは、広大な茶畑と、かつてないほどの自然の美しさ。新型車両に揺られながら、掛川駅から金谷駅へと進み、さらに地元のローカル鉄道に乗り換えます。途中、静岡空港を過ぎ、レトロな雰囲気の駅舎が迎えてくれる金谷駅では、唯一の船でしかアクセスできない美しい景色を楽しむことができます。最北部には、厳しい自然環境と共に、静かな村々が点在しています。そこには、都会の喧騒から離れた、心安らぐ景色が広がっていました。まさに、静岡の秘境の魅力を全力で味わった一日でした。