グアム島の生態系はたった1種に滅ぼされた
2025/11/25
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グアム島の生態系は、たった1種類の蛇によって大きな打撃を受けました。この島に広がる不気味な静けさの背景には、南大アタマヘビが存在しています。元々多様な鳥たちのさえずりが響いていたこの島は、今や南大アタマヘビという1種の蛇により、ほぼ全ての鳥たちを失っています。この破壊的な捕食者は、1950年代にアドミラルティ諸島からグアムに侵入したと考えられています。戦後、多くの軍需品が島に持ち込まれる過程で、密かにヘビが紛れ込んだ結果、南大アタマヘビが急速に繁殖しました。彼らは、天敵不在の環境で次々と鳥たちを食べ尽くし、ついには個体数が急増。1985年には1ヘクタールあたり100匹という高密度に達しました。

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