舘ひろしが芸能界で一目置かれる存在でありながら、近づくことができなかった芸能人が存在します。その中でも特に話題となるのが、昭和の大スター・石原裕次郎です。舘は石原プロモーションで活動していた際、石原の存在感に圧倒されたと振り返っています。石原の納骨式で雨の中の行列を歩く舘は傘を差すこともなく、ひたすら前へ進んだ姿が話題を呼びました。その瞬間、彼の背中には石原への畏敬の念が刻み込まれていたと言えるでしょう。また、石原裕次郎がゴルフ映画の撮影で見せた堂々たる態度や、口数が少なくとも背中で語るその姿に、舘は「近づけば飲み込まれるほどの迫力」を感じたと語っています。同じ現場にいても、その雰囲気に圧倒されて自分の未熟さを痛感したと告白。舘にとって石原裕次郎との関係は、単なる仲間ではなく、崇拝にも似た距離感があったと言われます。石原の「芝居よりも立ち振る舞い」を教える姿勢は、舘に深い影響を与え続けているのです。