私の名前は箸陽子。発達障害を持つ私の息子、勇太は、言葉をうまく話すことも、授業についていくことも苦手でした。しかし、四年生になり、高木正美先生が丁寧に指導してくださったおかげで、少しずつ向上していました。しかし、五年生で担任が比須先生に変わり状況が一変。ある日、勇太が「ママ、100点取ったよ!」と嬉しそうに告げるも、実際のテストは0点でした。冷静に考えると、不公平な採点だったことが発覚しました。学校に問い合わせたところ、比須先生の態度は冷たく、勇太への指導は偏ったものでした。若月先生という隣のクラスの教師が私たちをサポートしてくれ、息子の成長を温かく見守ってくださることになりました。時に辛くとも、理解ある先生のおかげで勇太は再び前向きに勉強へと向き合うことができるようになったのです。勇太自身の力を引き出してくれる、高槻先生のような存在に感謝しています。