最近、海外のネットで話題になっている不思議な数学の問題についてお伝えします。この問題、どこかおかしいところがあるのです。それは、生徒全員の合計が49人で、男子は女子よりも36人多いという設定です。ここで女子の人数をx人とすると、男子はx+36人。式にすると、x + (x + 36) = 49になります。これを解くと、2x + 36 = 49、つまり2x = 13、x = 6.5です。しかし、人数が6.5人というのは現実としてあり得ません。この問題の本当の違和感は、設定そのものにあります。問題の条件を表にすると、女子が1人の場合、男子はその36人多く、計37人となります。これが繰り返されると、合計人数が2ずつ増加していきます。よって、生徒の合計が49人という奇数は実際には存在しえないのです。問題の状況が現実に合わない点が、この問題の真のポイントです。読んでいただきありがとうございます。問題解決の手助けになれば嬉しいです。