親が亡くなった後に直面する相続手続きにおいて、慌てて行動してしまうと問題が生じる可能性が高いため、慎重に進めるべきポイントがいくつかあります。例えば、病院などから提携された葬儀社を焦って選ばず、口コミや詳細を確認してから選定することが大切です。また、死亡診断書は複数コピーしておくことで、生命保険の手続きなど効率よく進められます。銀行口座の凍結は手続き全般が落ち着いてから行う方が望ましく、故人のスマートフォンの解約もすぐに行わず、連絡手段や財産管理で活用する場面があるため一定期間残しておくことが推奨されます。一方で、戸籍の取得は死亡届の記載が反映されるまで1~2週間待ってから行うべきです。遺言書を発見した場合、家庭裁判所での検認が必要であるため、勝手に開封すると過料が科されることがあるため注意が必要です。また、遺産に手をつけると相続を承認したとみなされ、相続放棄が不可能になります。一部例外として葬儀費用は使用可能ですが、基本的には遺産に触れないことが賢明です。こうした「やってはいけない」ポイントを踏まえ、冷静に手続きを進めることで相続にまつわるトラブルを回避し、円満に進めることが可能です。