インテリアは、豪華な家具を揃えることではなく、センスよく空間を作り上げることが大切です。しかし、引越しや家具の追加購入を進めるうちに、知らず知らずのうちに部屋がダサくなる落とし穴にハマってしまうことがあります。今回は、そんなよくある失敗を紹介し、改善方法を解説します。まず、最もよく見かける失敗は「色数が多くてバラバラ」なことです。家具や小物を揃える際、色の統一感がないと、どれも魅力的でも部屋全体がゴチャゴチャしてしまいます。改善策として、色は3~5色に絞り、調和を取ることがポイントです。例えば、壁のホワイトとライトグレーをベースに、アクセントとしてイエローを加えることで、落ち着きのあるまとまりを作り出せます。次に、「部屋のテーマが決まっていない」こともよくある失敗です。インテリアのテーマが統一されていないと、家具がバラバラに感じられ、統一感に欠ける印象になります。テーマを決めて、例えば北欧風やインダストリアル風に統一することで、部屋全体に調和が生まれます。また、「物が多すぎる」ことも大きな原因です。部屋をおしゃれに見せるためには、不要な物を減らし、必要最低限のアイテムに絞ることが大切です。収納を上手に使い、見せる収納と隠す収納をうまく使い分けることで、すっきりとした印象を与えることができます。これらのポイントを意識して、部屋作りを進めることで、センスの良いインテリアが完成します。