新しいジビー号を購入したが、結局ツーリングがつまらないと感じることになるとは考えてもみませんでした。都内の道路を走り続ける中、私はコンビニで一息つくことを決意しました。途中、大黒PAを目指して高速に乗りましたが、まったく新しい感覚を得ることができませんでした。景色は流れず、身体には過度の負担がかかり、風の強さが増す中で、バイクに乗ることの楽しさを見失いました。合間にあった幾つかのトラブルを乗り越え、ようやく目的地に到達する頃には、体の中の疲労感がピークに達していました。高速道路のスリルよりも、手元のナビに頼らず探索する自由のほうが心地よく感じられます。大黒PAで周りのライダーたちと交流を交わしたとき、ツーリングそのものよりも仲間との時間が貴重だと強く感じました。結局、ツーリングの醍醐味は目的地ではなく、道中の経験と人々との出会いにあるということに気づかされました。時に疲れたり、嫌になることもありますが、それもバイクの旅の一環として受け入れることが重要なのでしょう。