12年間活躍してくれたファンヒーター、ダイニチブルーヒーターがついに調子を崩した。ずっと寒い冬の味方だったのに、このまま放っておくわけにはいかない。少し勇気を出して、修理に挑戦してみることにした。最初に取り組んだのは、気化器の掃除。これが全ての鍵だと聞いたからだ。手元にある工具でそっとヒーターを開ける。そこには12年間の埃がびっしり。「これじゃ調子も悪くなるよな」と独り言をつぶやきながら、一つずつ丁寧に掃除していく。その後、スイッチをオン！緊張の一瞬。無事に点火し、温かい空気が部屋に広がる瞬間の感動はたまらない。「よかった、まだまだよろしく頼むよ」と、愛着の増したヒーターに微笑みかけた。この冬もまた、彼とともに暖かく過ごせるだろう。