英国を襲った記録的な熱波の中、ロンドン地下鉄で驚きの事態が起きていた。車内温度は最高39.4度を記録し、通勤電車とは思えないほどの暑さに利用者から悲鳴が上がった。古い地下路線では冷房設備の導入が難しく、暑さ対策が大きな課題となっている。さらに問題となったのは、家庭や施設での冷房不足だった。英国では長年エアコンを「贅沢品」と考える風潮があり、普及率は決して高くなかった。しかし、年々厳しくなる猛暑によって、人々の意識は大きく変化した。そんな中、現地の空調業者の間で名前が相次いで挙がったのが、日本メーカーの製品だった。特に猛暑の影響で設置依頼が急増し、販売店では在庫切れが続出。介護施設など高齢者を守る現場にも、日本製エアコンが次々と導入されている。