出産後、私は激しい疲労とともに我が子の誕生に喜びを感じていた。しかし、夫の様子がどこかおかしかった。赤ちゃんを抱こうとせず、無言で部屋を出て行ったことに疑念を抱く暇もなく、私は疲れてそのまま眠りに落ちてしまった。翌日、夫から送られてきたLINEには「退院したら離婚について話し合いたい」とだけ書かれており、私はその理由が全く分からなかった。退院後、家に帰ると夫の姿はなく、代わりにクローゼットから服が消えていた。実家に帰ったのだと察し、心が沈むばかりだった。そして話し合いの場に向かうと、夫は「DNA鑑定の結果が出た」と封筒をテーブルに置いた。その内容は、私が不倫をしているという証拠だというのだ。夫がニヤニヤしながら語るその言葉に、私は愕然とした。だが、よく話を聞いてみると、夫が信じていたのはネットの体験談だった。私は夫の疑念に怒りを覚え、冷静に反論した。結局、夫が不倫をしていたことが明らかになり、私は徹底的に反撃することを決意。離婚届にサインを求める夫に対し、私は毅然とした態度で慰謝料を請求し、養育費も取り決めた。最終的には夫が不倫相手と共に職場での信頼を失い、私は新たな一歩を踏み出すことができた。