加奈が経営する駐車場に、ある日突然ママ友の明子が車を置いた。「海外赴任に行く間だけだから、2年後に取りに来るね」と軽い口調で告げた明子。しかし加奈は以前から何度も注意しており、無料で長期間貸すつもりなど一切なかった。「ここは他のお客様も利用する場所です。勝手に置かれると困ります」と伝えても、明子は「友達なんだからいいでしょ」「私がいなくなったらみんな寂しがる」と、自分勝手な主張を繰り返した。さらに夫には「友人の駐車場を借りている」と嘘までつき、そのまま海外へ旅立ってしまった。そして2年後、明子が帰国。「預けていた車を取りに行くから、ちゃんと管理していたでしょうね」と加奈に連絡してきた。しかし、そこで明らかになったのは衝撃の事実だった。明子が車を停めていた場所は、加奈の駐車場ではなく、隣のビルが所有する別の駐車スペースだったのだ。加奈は「私の所有している範囲は隣までです。そこは別会社の管理場所ですよ」と説明。明子はようやく自分が2年間も他人の土地に無断駐車していたことを知る。